ドラマ『おっさんずラブ』や『あなたの番です』で主演を務め、音楽番組でもMCを担当するなどマルチに活躍する俳優・田中圭ですが、彼にはかつて嫉妬していたという後輩役者がいます。

月9ドラマ『アバランチ』で主演を務めていた綾野剛です。

今回は、そんな二人の貴重な共演シーン等を振り返っていきたいと思います。

ちなみに圭くんは、剛君の2つ歳下ですが、事務所の先輩でもあります。

映画『TAJOMARU』(2009)

2009年に公開された小栗旬主演映画『TAJOMARU(たじょうまる)(ワーナー・ブラザーズ)で、二人は初?共演を果たしています。

⇨ 『ワーナー・ブラザース』公式HP

田中圭は直光(小栗旬)の家臣・桜丸役、綾野剛は盗賊・猿役をそれぞれ演じています。

雑誌『BEST ACTOR』で、二人のインタビュー対談(2009)

雑誌『BEST ACTOR』(オークラ出版)では、二人の貴重なインタビュー対談が掲載されています。

オークラ出版』公式HP

『ゴチになります(ぐるナイ!)』(2020.2.13)

ナインティナインの冠番組『ぐるナイ』(日本テレビ)の人気コーナー『ゴチになります!』に、綾野剛がゲスト出演し、当時レギュラーであった田中圭と共演を果たしました。

『ぐるナイ』公式HP

同番組では、二人の貴重なやりとりが見られました。

『綾野剛×田中圭の貴重なやりとり』

【VTR問題=綾野剛が体作りで食べるものとは?】
田中:(VTRでは食べ物が2つ登場したので)2つあったのは何?1個はタレみたいなこと?
綾野:いや・・、まず自発的に考えてみなよ!(笑)
田中:そうだね・・(笑)
【綾野剛のビリが決定
<本田翼と千鳥・ノブがピタリ賞になって大喜び>
田中:ちょっと待ってくれ!うちの剛をどうしてくれるんだよ~!ゲストで負けて一言も喋ってないのに!
綾野:(苦笑)
本田:すいません・・(笑)
綾野:<食事代をお支払い>
田中:でもそれでも俺と剛は、俺が呼ばれるまで「(ピタリ賞は)俺ら二人かも!」と思ってましたからね(笑)
綾野:(笑)
田中:楽しかったよね~?(笑)
綾野:楽しかったねー!(笑)

二人のトークシーンでは、特に剛君が嬉しそうな表情をしていたように思えます。

他にも圭くんの字を「可愛いね!」と言ったり、圭くんの食事の感想シーンで拍手するなど、両ファンがニヤけてしまうような場面ばかりでした。

また剛君がビリになってしまうのですが、店のオーナーから肩を叩かれる直前に、圭くんが”頼むから剛を叩かないでくれ”といったような気持ちが伝わるジェスチャーをしています(笑)

2人分のピタリ賞が自分達じゃないかと事前に語り合っていたという話も最高でした(笑)

『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(2020.9.10)

中居正広MCの人気トーク番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS)では、田中圭が綾野剛に嫉妬していたという脇役時代について次のように語っています。

『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』公式HP

『綾野剛に嫉妬』

中居:何をもって落ち込む事ってありますか?
田中:結構頻繁に落ち込むんですよね・・。
中居:そういうの気にしない子だと思ってた(笑)
田中:いやめっちゃ気にします・・。
中居:本当に気にしいじゃないような気がしてた。
田中:気にしいじゃないように、コントロール出来るように修行しまくったんですよ。
中居:どういう事ですか?(笑)
田中:脇役時代がずっと長いので、例えば自分が芸歴10年でも、(後輩が)2年目とかから(人気が)グワーッといくじゃないですか。そこに対する嫉妬・やっかみ・悔しいとか。そんなことやってても切りがないし。一番僕が病んでた時が、僕の事務所に綾野剛くんがいるんですけど、うちの事務所に入ったのが、剛の方がだいぶ後なんですよ。それで剛がグワーッとなった時に、”クソッ!”ってずっと思ってた(笑)
中居:(笑)
田中:いやその時に、うちの事務所の小栗旬が一番先輩にいて、会社のみんなが俺に対する”愛あるイジリ”が酷すぎて。一時期事務所を本当に嫌いになって。
中居:冗談でじゃれ合ってたんだけども、途中から本当に嫌いになって来ちゃったの?(笑)
田中:旬君とかも、一時期二人で飲みに行ったりしてたんですけれども、その時にずっと「お前本当に売れねえよなぁ!」とか。
中居:「そんな事ないっすよ!これからっすよ!」とか言いつつも?
田中:言いつつも、「剛に全部持ってかれてんじゃん!」とか言われると、「はい」って言いつつも、何て言うんですかね・・「はぁー(怒)」みたいな。
中居:それが現実だしなとか?
田中:まあ現実だし、実際役者って基本正解が無いので、その人に合ったやり方でいけばいいと思うんですけど。
中居:その当時、綾野剛がガーッときた時は、プライベートでは仲良かったの?
田中:全然です
中居:出てきた時は、そんなに仲良くなかったんだ?
田中:今でこそ、全然無いですけどその当時はすごい嫉妬とか
中居:多感な時期なんだね。
田中:25~6歳とかですね。

25~6歳という事は・・・ちょうど雑誌で対談した時期とも重なりますね。

しかし今では、“・”と呼び合っていますし、お互いをリスペクトしあえる関係になったのではないかと思っています。

現在、映画・ドラマに引っ張りだこの両者ですから、そろそろ『TAJOMARU』以来となる二人の共演作品が制作されること期待したいですね!