人気女性シンガーソングライターのあいみょんですが、彼女には、幼い頃かられるアーティストがいます。

それはロックバンド・スピッツのボーカルを務める草野マサムネです。

今回は、彼女のスピッツ愛を語る名場面と共に、二人の貴重な共演シーン等を振り返っていきたいと思います。

『Love music』(スピッツの魅力を語る①)

日曜深夜に放送されている人気音楽番組『Love music』(フジテレビ)に、あいみょんがゲスト出演し、スピッツの魅力について語りました

『Love music』公式HP

あいみょんが”影響を受けた邦楽3曲”を紹介され、スピッツの『醒めない』を選曲し、その魅力を熱く語りました。

スピッツの魅力

スピッツはもちろん小さい頃から大好きなんですけど、いまだに私に刺激と夢を与えてくれるアーティストやなって思ってて、中でも、2016年に出された『醒めない』って曲が、スピッツの決意っぽく聞こえたりして、”まだまだ俺らは醒めないロック大陸の中に居て、その気持ちをまだまだ育てていきたい“っていう、それに衝撃を受けて。あんだけいっぱいヒット曲出して名曲がたくさんあるのに、”まだまだ醒めないこの思いは”っていうのを歌ってるのが、すごいカッコいいなって思って、それに影響を受けて、曲を作ってましたね

『関ジャム再燃show』(スピッツの魅力を語る②)

関ジャニ∞がMCを務める人気音楽番組『関ジャム再燃show』(テレビ朝日)にゲスト出演した際には、草野マサムネについて語っています

『関ジャム再燃show』公式HP

同じくゲスト出演した、いしわたり淳治からの”影響受けたアーティストは?”という質問に対して、草野マサムネの名を挙げ、次のように答えていました。

『草野マサムネについて』

草野マサムネさんは私の神様
小さい頃からずっと知っていて、お父さんの部屋(別名=TSUTAYA)からCDを盗んでいたんですけど、その時に『空の飛び方』(5th AL)とか『ハチミツ』(6th AL)を見つけて、そっから聞き始めて、ずっとすごい好きで、2016年にリリースされた『醒めない』に衝撃を受けまして

あいみょんにとって草野マサムネ=神様なのだそうです。お父さんもセンス抜群ですね!

また『醒めない』の歌詞についても熱弁してます。

『「醒めない」について』

私は、なんかもう・・感動しましたね。スピッツって日本を代表するバンドであって、音楽やのに、“まだまだ醒めない”って言い切れるこの凄さと、マサムネさんってもともとはブルーハーツ(THE BLUE HEARTS)みたいなパンクがやりたかったんですけど、それが出来ないってなって、音楽を一回諦めようと思ったみたいなのがあったらしくて、多分そういうのも妄想させる、“最初ガーンっとなったあのメモリー”っていうのは、もしかしたらブルーハーツかもしれなくてそのメモリーに今も温められて、”あの時の衝動をまだまだ育てていきたい俺らは”っていう、それが凄いなって思って。なんか”頑張ろう“って思いますし、ほんまにこの曲は、感銘を受けまして
私にとってスピッツって”醒めない夢である”って思っているので、衝撃を受けて、盛り上がっちゃって、それで『君はロックを聴かない』が出来た
それもマサムネさんにお伝えしました

『醒めない』のおかげで『君はロックを聴かない』が生まれた事を草野マサムネ本人に伝えたことや、対バン時(ロックロック こんにちは!)に号泣したことも明かしています。

また打ち合わせで発言した「草野さんの血液が0.001%でも良いから、自分の体の中に流れて欲しい。」という内容も紹介されています。

その発言には、”あいみょんというアーティストは、色んな人の憧れの塊“だと意味も込められているようです。

『A-studio』(スピッツの魅力を語る③)

笑福亭鶴瓶がMCを務める深夜の人気トーク番組『A-studio』(TBS)にゲスト出演した際には、当時アシスタントを務めていた上白石萌歌とスピッツトークで盛り上がっています

『A-studio』公式HP

萌歌ちゃんにとっても、草野マサムネ=神様だそうで、それを聞いたあいみょんも興奮していました(笑)。

『ZIP』(スピッツの魅力を語る④)

朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ)のVTRにゲスト出演した際にも、スピッツについて語っています

『ZIP!』公式HP

最高と思える”MY LOVE SONG MY BEST”に『君はロックは聴かない』を選曲し、同曲の誕生前には、2年以上ヒットに恵まれず伸び悩んでいた時期出会った曲として『醒めない』を紹介しています。

『MUSICA』で、草野マサムネ×あいみょんの対談が実現。

音楽雑誌『MUSICA』では、草野マサムネ×あいみょんのスペシャル対談企画も行われています。

前回の音楽イベント・ロックロック こんにちは!での対バン以来だったそうですが、神様との再会ということで、今回も若干涙目になっているような気がします(笑)。

本当に幸せな時間だったでしょうね!

対談内容が気になる人は、是非『MUSICA』を購読するしかないですね!

いつか『MUSIC STATION』などの地上波音楽番組で共演し、本人達の前でスピッツの魅力を語るあいみょんが見れる事を願ってます(笑)。

『MUSIC STATION』で、あいみょんのスピッツ My Best6が発表される。

金曜夜の人気音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日)の3時間SP回に、スピッツがゲスト出演し、あいみょんも参加したスピッツのお気に入り曲を紹介する『Spitz My Best5』が紹介されました

『MUSIC STATION』公式HP

トーク冒頭で、あいみょんはスピッツについて「毎日家出る前に、スピッツ聴いて準備して大ファンです。」と語っています。

また今回は5曲を選曲する企画だったのですが、あまりに悩みすぎて6曲選んできたこと選曲理由や曲への想いを紙に書き留めてきたことも、興奮を隠しきれない様子で説明していました(笑)

『あいみょんのスピッツベスト6』

【若葉(2008年)】
お気に入り歌詞♪ → 思い出せるいろんなこと 花咲き誇る頃に
“別れの歌”やと私は思ってるんですけど、なんかちょっと前向きになれるというか、元気が私は出るんですけど、何よりすごいのがですね、結構別れの歌とかを書く時って、”こういうので君をふと思い出したよ”とか”思い出さないようにする”とかいう曲が多いのに、「君のことはいくらでも思い出せるよ」「隅々まで思い出せるよ」って。ホンマに『別れの先に希望がある』って、ちゃんと思わせてくれるような言い回しやなと思って。メロディと言葉のマッチ度がスゴすぎて、もう一気に掴まれますね。家で熱唱しながら、泣いてます。
【運命の人(1997年)】
カラオケでこの曲は絶対に歌うんです!もう肩組みながら。私そういうことをあまりせん(しない)タイプなんですけど、なんかスピッツの音楽の手に掛かると、なんか自分じゃないみたいな動きするんですよ(笑)
【日なたの窓に憧れて(1992年)】
冒頭の歌詞♪ → 君が世界だと気づいた日から 胸の大地は回り始めた
冒頭の歌詞にご注目です!
この世の中の日本人の誰よりも、本来の日本語の使い方を知ってるんじゃないかなと思いますね。初めて聞いた時、もう「これは無理だ・・」みたいな。「スピッツが音楽やってるからいっかな」って思えるくらい。
Q.これを聞いて「自分はもういいかな」って思ったのは音楽をって事ですか?
表現とか、言葉を操るのが怖くなりましたね。
【『紫の夜を越えて』の魅力について】
この時代の事を書いているかは分からないですけど、暗い未来じゃなくて、「紫の夜」ってどういう世界なんやろって思えるワクワク感とか、皆さんにとって、すごく深く響く曲なんじゃないかなと。

それをスタジオで見ていたマサムネさんは、「本当に嬉しいです。励みになります。ありがとうございます。」と嬉しそうに語っていました。

『Life Time Audio~My First Music 「14歳のプレイリスト」』で、草野マサムネ×あいみょんの対談が実現!(2021.4.22)

ラジオ特番『Life Time Audio~My First Music 「14歳のプレイリスト」』で、草野マサムネ×あいみょん×の特別対談が実現しました

『Life Time Audio~My First Music 「14歳のプレイリスト」』公式HP

トークでは、お互いの音楽に出会った時期・きっかけや、14歳の頃に聴いてた音楽などについて語られています。

『あいみょん×草野マサムネ』

あい:うわ~緊張する・・。緊張する~!ちょっと早く~!緊張する~!(笑) やばいやばいやばい・・どうしよ
<マサムネさん入室>
あい:お久しぶりです!よろしくおねがいします!
草野:おーご無沙汰してます。
あい:ご無沙汰しております・・(笑) よろしくおねがいします!ありがとうございます!
草野:お久しぶりです!
草野:対談が、もうあれ一昨年ですね。
あい:そうなんですよ。2019年の11月に。
草野:そうですね。ちょうどスピッツのNewアルバムリリースのタイミングで。
あい:ですね。こうやって喋れてることが奇跡です・・。私にとっては。
草野:いやいやいや、もうそんな・・。
あい:(笑)
草野:(笑)
あい:ホンマにただのファンが座ってるだけなんで・・(笑)
草野:いやいや、そんなそんな。事あるごとに名前を出していただいて。そのたびにダウンロード数が増えてるんじゃないかっていう。
あい:(笑)
草野:いやらしい話ですけれども(笑)
あい:いやいや、そこまでの影響力もなく・・(笑) いちファン(アーティスト)としているっていう感じでは
草野:うん!
あい:やっぱここだけは譲れないんですよねスピッツの前というか、マサムネさんの前にいる時って、やっぱどこかアーティストでいなきゃいけない自分はいるというか
草野:あーうんうん。もちろんもちろん。
あい:前までは、そういう感覚は無かったんですけど、やっぱだからファンであり、アーティストでもあるからこそ、一緒にお話ができるっていう、
草野:だってね、新人って感じじゃないもんね。
あい:えっホンマですか!?
草野:そうだよー。
あい:えー!
草野:だってもう何年もやってるじゃないすか。
あい:一応、今年で5周年なんですけど。まだ私の中で、”新人かもしれない”っていう感覚はあったんですけど。あ・・そっか・・でも嬉しいですね・・本当に有り難いです。
草野:いえいえ、こちらこそ。ありがとうございます。
あい:ここ(ラジオ原稿)に書いてあるんですけど、急に話変わるんですけど、私が小学校4年生でスピッツ好きを自覚したという話
草野:4年生?
あい:そうです。4年生なんで、10歳とか11歳とかですか?
草野:10歳くらい?9歳~10歳。うん。
あい:ですかね。その時に、『春の歌』を聴いて。
草野:あー。
あい:「あっ私はこのバンドが大好きや!」っていう。
草野:あーありがとうございます。
あい:CDで聴いたんですよ。すごい黒のデカいラジカセで聴いたんですけど。いやでも私は小学校4年生から、やっぱずっとこうスピッツを意識し続けてきてたんですよ
草野:うん。
あい:でまさかスピッツの皆さんとお会いしたりとかするなんて思ってない人生だったんですけど。こんなこと聞くの恥ずかしいですけど。
草野:はいはいはい。ここに書いてあるからね(笑)
あい:そうそうそう(笑)
草野:台本に。
あい:私を初めて認識したといいますか・・。
草野:ロッキンオンジャパンだったか、ネットのそういう音楽情報サイトだったかで、なんかこういうシンガーが今話題ですみたいなのが出てて、まだストリートで歌ってたりした頃なのかな
あい:たぶん東京やと、TSUTAYAの前とかで弾き語りはもしかしたらしてたかもしれないですね。路上だったりとか。
草野:なんかそれでね、興味持って。どうやって聴いたんだろ。YouTubeとかにあがってたのかな?
あい:あっでも、YouTubeにその頃もすでに音源だったりとかあがってたとは。はい。
草野:それで聴いたんだ。でね、結構尖ってるイメージだったから。
あい:(笑)
草野:こうやって普通に喋れてるのが不思議だったり、その時の印象からすると(笑)
あい:そうですよねーその当時もっと言われてました(笑) 人と喋れない娘、喋られないんじゃないかとか、目を見て会話できないんじゃないかとかすごい人を斬りつけるような娘って思われたんじゃないかって。多分(笑)
草野:あー。勝手に聴く側がそのイメージを膨らませてね(笑)
あい:イメージで(笑)
草野:うん。
あい:そういう時期でしたね。でも嬉しいです。
草野:すごくビックになられて。
あい:いやいや(笑) ありがとうございます(笑)
草野:でも実際ね、『マリーゴールド』以降のあいみょんのイメージだけで捉えてる人はね、それ以前の曲をね、ちょっと聴いてみて欲しいなと思いますけどね。 
あい:嬉しいです・・ありがとうございます(照笑)
あい:そしてこのテーマ。「二人にとっての14歳について」です。
草野:はい。
あい:2018年2月に、ニューヨークタイムズで掲載された記事の中で、”14歳の時に聴いてた音楽がその後の人生の音楽の好みを決定づける”という説。
草野:あー。
あい:知ってましたこれ?
草野:いわゆる中2の頃っていう。中二病とか言いますけど。
あい:あー確かに!
草野:なんか中2って、1年生の時みたいに「中学生になったんだ!」みたいなのも無く、落ち着いて「受験もちょっと先だ」みたいな感じで、好奇心とかをフル稼働させられやすい歳らしいんですよね。
あい:はーなるほど!
草野:だからその時にいっぱい吸収したものがね、その後の好みとかを決定づけるっていうのは、頷けるかもしれないですけど。14歳の時はもうギターとかで歌ってたりしたの?
あい:ちょうどギターを手にした歳ですね。14歳の時に、お父さんからギターを借りたんですよね。でも全然そな、まだ作詞作曲はしてなかったタイミングかもしれないですね。
草野:俺も14歳くらいかもしれない
あい:ギターですか?
草野:ギター弾き始めたの。
あい:おー。
草野:家にあったなんかボロボロの、母が若い時に弾いてそのまま放ったらかしてたギターあって。それで「コードっていうのを押さえるのどうやったらいいんだろう・・」みたいな。それで自分でやってたのが最初。14歳・・13歳かな・・?どっちか。
あい:早い!
草野:うん。
あい:マサムネさんが14歳の時に、よく聴いてた音楽は?
草野:あのね、中学入ってからね、もう洋楽ブームが自分の中できてて。あの頃のロックは、洋楽がメインの時代だったから、なので一番好きだったのは、チープ・トリック(Cheap Trick)っていうバンドなんですけど、あと今も人気なバンドでいうと、エアロスミス(Aerosmith)とか、ポリス(The Police)とかそういうのを聴いて。まあ14歳くらいだとそうだね。
あい:そういうのはやっぱCDとかで、みんなと貸し借りして共有してたんですか?
草野:そう。まあレコードの時代ですよね。
あい:あっそっか。レコードか!
草野:LPとか。あとラジオをやっぱすごい聴いてて。情報源はラジオだったんで。
あい:音楽番組みたいなものはあったはあったって。
草野:ラジオですか?
あい:えっとテレビで。
草野:テレビはね、高校に入ったくらいから、小林克也さんの『ベストヒット USA』っていうのが始まって、それまではね、ほとんどなかった。
あい:なかったのか~。
草野:洋楽はなかなか。少数派だったと思いますよ。当時はね。今でこそ、みんな一斉にレディー・ガガとか聴いたりとかあるけど。
あい:そうですね。
草野:ジャスティン・ビーバー聞きましょうとかあるけど。うん。
あい:私、洋楽に入るタイミングがあまり無かったんですよね。中学校の頃。もうそれこそ、やっぱJ-POPがすごい目立った時期ではあったんですけど。
草野:そうだよね。
あい:私は私で、そういうヒット曲を聞きながらも、歌謡曲にすごいのめり込んでいったのが14歳あたり。
草野:それは古い歌謡曲?
あい:そうですね。あのー川島優子さんとか。
草野:あーそうかそうか。どっちかというとフォーク的な。
あい:そうですね。フォークですね。とか、吉田拓郎さんの『結婚しようよ』とかをギターで弾いて歌ってたりとかをした時期。
草野:あーでも古いものにちょっと興味を持ったのは、一緒かもしれない
あい:あっホンマですか。
草野:俺も割りと70年代のロックとか。
あい:それはご両親の影響とかですか?
草野:は無いねー。
あい:おー。
草野:あの頃はね、今よりもね、大人が聴く音楽と、若い10代が聴く音楽っていうのは、パッキリ別れてたと思う。大人は演歌とか、ムード歌謡みたいなのを聴いて、若い人は、まあロックとか、そういうニューミュージック・フォークとかを聴いてみたいに別れてたから。そうそうそう。だからうちの親が聴いてた音楽を良いなって思えるようになったのは、やっぱり40歳を超えてから。
あい:(笑)
草野:例えば、三波春夫さんとかの曲を聞いて、子供の時は全然良いとは思わなかったけど、40超えて三波春夫さんの曲を聴くと、すげーって思って。歌がものすごく上手だし、本当にプロだなと思って。
あい:私、結構親からの影響がすっごい大きかったですね。私は逆に、自分から得られる情報が意外と無かったんですね。その時。なので、親が聴いてるものを聴く、親が読んでるものを読むとかいう風に育ってきたかもしれないです。
草野:でも、ご両親も音楽好きだったんですよね。
あい:そうですね。お父さんが楽器も割りと全般出来てっていう感じやったので。
草野:それだと影響受けやすいかもしんないね。
あい:いえでも、よくよくお父さんの部屋を覗きに行くと、やっぱり洋楽のCDがめっちゃあったんですよね。
草野:あー。
あい:でもそこに辿り着くまでには、結構時間かかったというか。なんかそれはありましたね。
草野:やっぱ歌詞がね、英語だとね。
あい:そうなんですよね。
草野:どういうこと歌ってるかってのは、想像しながら聴くしかないから。
あい:そうですね。当時は歌詞も理解しながら聴いてましたか?
草野:全然理解してない。
あい:(笑)
草野:だけど自分でね、こういう事歌ってるんじゃないかなっていうのを想像するのが好きだったんですよ。
あい:あーなるほど。
草野:そうそうそう。あとから訳を読むと全然違ったりするんですけれど。
あい:雰囲気で、こういう事歌ってるんじゃないかな?みたいな。
草野:そうそうそう。
あい:なるほどね。面白いですね。そういう出会いが、時代によって変わったりもするんやなって。
草野:ねー。
あい:これ私難しいなと思ったんですけど、「今の14歳に聴いてほしい曲を選曲してください」っていう。
草野:そうですねー、あの最近特に、ヒップホップとか台頭してきて以降、俺が好きなような、バンドサウンドの音楽ってすごくちょっと存在感が薄くなってきてんなーって思ってもうちょっとバンドって面白いんだよって、若い人にも聴いて欲しいなっていうのがあって
あい:はい。
草野:最近の若いバンドとかでも面白い人がいて。これ同じ事務所だから言うのもあれですけど、ズーカラデルとか。
あい:あー良いですよね。私もすごい聴かさせていただいてます。
草野:あとは、The Songbards 最近聴いて良かったのは。まあ結構面白い、良い曲だなとか。
あい:おー。
草野:あとは、エレキギターの魅力っていうのを感じたのは、秋山黄色君とか。
あい:おー!うわー!すごい・・こんな・・うわー羨ましいー
草野:(笑)
あい:秋山黄色君が一気に羨ましくなっちゃった私!うわー嬉しいやろうな~!こんなマサムネさんに言ってもらえるなんて
草野:エレキギターってまだ可能性あるよね!っていうのが。
あい:この間、初めてご一緒して、すごかったですよ。
草野:あー本当に。その辺がまた盛り上がると、バンドってすごい楽しいよ!っていうのがまた広がると良いなって思いますけどね。
あい:あーすごい・・。
あい:私はなんか、今の14歳に聴いてほしい曲って、そりゃもちろん自分の曲聴いてほしいって、一番にはすごい思うんですけど。
草野:あーそれはもちろんね。
あい:まあでも私は結構、浜田省吾さんの楽曲がやっぱすごい、色々と自分に面白い影響を与えてくれたりとかしてたので。
草野:あーむしろね。
あい:浜田省吾さんの『初恋』って曲があるんですけど。
草野:あーはいはいはい。
あい:それこそ私、洋楽に入る機会が無かったって、さっき行言ったんですけど、この曲聴いて初めて洋楽の面白さに気づいたんですよね。その歌詞の中に、たくさん浜田さんが聴いてた好きなビーチ・ボーイズ(Beach Boys)とか、結構色んな洋楽のアーティストさんの名前が出てきて、それで聴こうと思ったんですよね。それでジャクソン・ブラウン(Jackson Browne)にハマったんですよ。
草野:ほーなるほどね。
あい:そういうなんか面白いきっかけが生まれるから、もしなんか洋楽とかまだ聴いたことない子、まずこの曲聴いてなんか聴くきっかけになるんじゃないかなとか思ったり。
草野:最近の男のシンガーで、米津玄師君とかもそうだし、最近話題の藤井風さんとか、ちょっと低い声のシンガーってちょっとキテるのかなって思って。
あい:そうですね。
草野:そう考えると浜田省吾さんの声も、ちょっと低いトーンで、ちょっとシティーポップの風味もあって、意外と若い人にも受け入れられやすいかもなとは思いますね。
あい:思いますねー。確かに折坂悠太さんとかもすごい声低くて。渋い。
草野:あーそうだね。
あい:男性のシンガーソングライターの魅力というか、っていうのはやっぱり知っててほしいなっていうのは、思いますね。カッコいいなと。
あい:そして、そもそもこの14歳の時に聴いた音楽がその後の。
草野:さっき言ったもんね(笑)
あい:確かに話してると、そうなんかもーって思いましたね。
草野:話してると、俺とかあいみょんとかの中では、当てはまってるかなって。
あい:そうですよーうん。確かに。
草野:ねー。14歳。まあ部活にも没頭してましたみたいな人がね。
あい:私そうだったんですよね。この時期。めちゃめちゃ部活に明け暮れてはいたんですけど。だから音楽っていうよりも、どっちかっていうと、陸上競技部だったんですけど、走るっていうことに(笑)
草野:長距離?
あい:私、ハードル走やってました。
草野:ハードルかー。そっかそっか。俺も陸上部だった。
あい:あーそうですよねー!えっ長距離?
草野:なんか部員が少なくて、色々やらされて。主に駅伝とか。
あい:速そう!
草野:いや速くはないんすけど、でも走りながらフルコーラス。あの曲を今日は走りながら頭の中で流そうとか、そういうことはやってましたね。走りながら鳴ってた曲、色々やっぱだけど洋楽でしたね。
あい:おーすげー。
草野:結構あの、ディープ・パープル(DEEP PURPLE)のハイウェイスター(Highway Star)とかがね、定番で。
あい:自分が走るテンポ・歩幅に、ちょうどBPMが合う時ってあるじゃないですか。
草野:あーあるある。
あい:それにこう近かったってことですか?
草野:どうだろうねーあんまりでも関係なかったかもね。
あい:長距離とか走る時に、早い音楽聴き過ぎると、体力全部奪われる時とか(笑)
草野:走るテンポを誤ってしまってね。
あい:誤ってしまうとかありましたよね(笑)
あい:私なんか学校の授業で、マラソンってあったじゃないですか。その時にいつもゆずのお二人の曲が流れてたんですよ。だから走るときの曲って、なんかすごい、ゆずってイメージが。
草野:今『栄光の架橋』とか、ちょっと遅いよね(笑)
あい:そうですね(笑) なんやったかな・・『サヨナラバス』とか分かります?
草野:あー8ビートでいい感じかも(笑)
あい:なんか授業の時は、流れてたんですよね。
草野:わかるわかる。
あい:ずっとでしたねー。あれ何やったんやろ。
草野:ちょっとでも音楽が頭の中で鳴ってると、ちょっときついの忘れるってのがある。
あい:忘れますね!
草野:部活の、こうやってた感じとその時鳴ってた音楽とかが、ミックスされて思い出されたりする時がある。
あい:あーでもありますねーそれは。私も結構、駅伝やらされてたタイプなんですけど、その時に流してた、それこそ練習の時に聴いてた音楽とか、やっぱこの10代の頃の青春だったりみたいなのとかって、音楽と一緒にこう蘇ってきたりとかするなーとは思いますね。
草野:そうですねーうん。
あい:思い出は。
草野:思い出とともにある感じですね。
あい:14歳・・・めっちゃ昔に思えますけど・・(笑)
草野:いやいや、俺の昔よりは近いから(笑)
あい:(笑)
あい:いやー今の弟くらいと思うと。兄弟が下に3人。
草野:あーそっかーまだ若いんですね。
あい:はい。一番下がまだ16歳とかなんで。
草野:多感な頃ですね。
あい:めちゃめちゃ多感ですね。思春期真っ只中といいますか。なので・・何の話やねんって感じですけど(笑)
草野:(笑)