太田光（爆笑問題）と松本人志（ダウンタウン）の貴重な共演集（『ラフアンドミュージク』『爆笑問題カーボーイ』『ワイドナショー』『笑っていいとも！』『爆笑ヒットパレード』など）

太田：『ラフ&ミュージック』を皆に話題にしてもらってるみたいでありがたいね。
田中：ありがたかったですね。
太田：楽しかったですね。緊張もしたけどね。
太田：『ビバリー』聞いてたら高田先生がいきなりさ、「いやーピリピリしてたな太田松本」って(笑)
田中：(笑)
太田：「ピリピリしすぎだろお前ら！」って言っててさ、「いやーもうしょうがねえんだ、みんなが集まるとあいつよ、興奮しちゃって抑えられなくなるんだよな。あいつ一人っ子だからさ」って。一人っ子だからじゃないよ(笑)
田中：そういうことじゃないね(笑)
太田：でも高田先生に喜んでもらって、ありがたかったし、嬉しかったね。
田中：まあああいうフジテレビのお祭り的な番組っていうのは高田先生もいっぱいやってきただろうからね。
太田：ヒットパレードからなにからね。
田中：うん。
太田：そんでやっぱり、言ってみれば松本キャプテンと我々とで、結構ざわついた感じもあってさ、フジテレビに入ったらさ、ホリケン（堀内健・ネプチューン）と中岡（中岡創一・ロッチ）がさ、俺が楽屋行ったら健が来てさ、「太田さん～！なに？今日はどうすんの！？」って(笑)
田中：(笑)
太田：「（太田）お前どうするのもないよ別に(笑) 漫才やって普通に」「（堀内）いやどうすんの～！？楽しみだな～！俺ずっと見てるからさ！今日は自分のネタとかどうでも良くてさ！」
田中：(笑)
太田：中岡も「楽しみにしております」なんて言って、空気がそういう感じでさ。まあでもそうやって楽しみにしてもらって。
田中：だからメイクしてたら健が俺のところにも来て、「裕二さっ！裕二さっ！み～んな期待してるよ今日は！みんな見てるよ～！」つって、「うるせえな～」って(笑)
太田：でもありがたいよな。禁断のとか色々言われたけどさ、まあ何がどうだったとか聞かれるんだけど、俺もほとんど舞い上がってたし。
田中：覚えてないでしょ？
太田：覚えてないし、色々思うことはあるけど、色々言葉にできないこともあるじゃない。これも意味深だけどさ(笑)
田中：裏に裏に色々解釈されるからね(笑)
太田：でもなんつーのかな、良かったな～と俺は思うよ。楽しかったね。
田中：まあね。その前に我々はネタやったから、やっぱり漫才もね。
太田：まずネタをとにかく練習したな～。
田中：練習した～。
太田：俺もいつも生放送の時は本当に緊張するからさ、結局生で絶対外せないなと思うからさ。ましてやフジテレビの注目度も高かったからね。だから緊張したね。
田中：前の日はタイタンライブだったんですけどね。
太田：タイタンライブもあったからさ、お前がろくなあれじゃないからさ、俺もずっと・・。
田中：なんで俺がろくなあれじゃない(笑) いま何にも表現してないですよ！(笑)
太田：まあ結局なんていうのかな、良かったのかな？どうだったんだろうな。まあ良かったと思うよな。
田中：うん。うちの子供達も「面白かった」って言ってくれましたよ。
太田：あ～本当？
田中：あの日遅かったじゃないですか。だから僕が帰った時は子供達も寝てて、次の日もサンジャポか何かで、朝早く出たんで子供達と会ってなかったんですよ。でその日曜日の夜に帰ってきて、そしたら子供達が「昨日見たよー」って言ってて、「あーあんな遅くまで？」って言ったら、一番下の4歳の子供が「面白かったよー」って言うから、「ええーっ！？」つって。
太田：分かるのかお前に(笑)
田中：4歳だし、「まずあの時間起きてたんだ」つって。だって何言ってるか分かんないでしょ(笑)
太田：”ドドンパ乗っけちゃう”みたいなネタ分かんのかな(笑)
田中：「分かんないでしょ？(笑)」って言ったら、「面白かったよーだってぴかり（太田）が”涙タピオカ”だって言ってたんだよ」って。そこがウケてたの(笑)
太田：あーそれウケるんだ。
田中：別のフジモンがどうとか、ユッキーナとかも当然何も知らないじゃないですか。だけど涙がタピオカってところは分かってる。タピオカは知ってるからね、それが面白かったとか言ってんだよ(笑)
太田：それでネタが終わってスタジオに行くじゃん。やっぱり一番は照れんだよね。
田中：うんうん。
太田：何がどうってさ、多分松本さんもそうだと思うけど、照れがあるんだ。なんだか知んないけどさ、どうしてもやっぱり照れくさいんだよな。あれが一番こそばゆい感じがあったね。
田中：そうだね。普段全く会わないからね！
太田：(笑)
田中：全く会わないじゃない。
太田：交わらないからね。なんか照れちゃうんだよね(笑)
田中：そうね。
太田：お互いに人聞きにさ、話を聞いたりしてるからさ。でも俺は世の中の事とかさ、言ってみれば全て笑い飛ばしたいっていう人間だから、自分達の噂や過去も含めてさ、笑い飛ばせたかなっていうのは一番良いよな。
田中：それ良いですよね。
太田：だってそこが笑えないんだったら、お前ら何なんだって話になるじゃない。そう思わないお前？
田中：いや思いますよ(笑) 何にも反対してないじゃん(笑)
太田：何怒ってるのお前？
田中：怒ってないでしょ！(笑) 何で今俺が怒る要素があるのよ
太田：(笑)
太田：それでさ、またやりにくいんだよ。ソーシャルディスタンスなんだけどさ、暴れるにしろ一応ディスタンスを取りながらさ、気を遣いながらやるわけじゃない。それで高田先生も「中居は必ず揉め事の間に入るね」なんて言ってたけど、中居君が「でもナインティナインと松本さんも3ショット珍しいね」とか言ってさ、「爆笑問題と松本さんの3ショットも珍しいわけじゃん」とか言ってるけどさ、俺は「お前最近1ショットだな」って言ってやろうかと思って(笑)
田中：(笑)
太田：「お前いつ5ショットになるんだ」「どっちかっつうとお前の方だろ」みたいな(笑)
田中：(笑)
太田：そういう感じだな(笑)
田中：ああいう事って面白いよね。滅多にないからね。何年かに１回突発的にあるようなね。
太田：たまにあるからいいんだ。
田中：そうそうたまにね。
太田：それで終わってさ、とりあえず盛り上がったかどうか分かんないけどまあいいかと思って、楽屋でぼーっとタバコ吸ってたらさ、ホリケンと中岡がまた来てさ、「太田さ～ん！すっげー楽しかったよ！」「（ホリケン）すっげー楽しかったよな！」「（中岡）楽しかったです～」「（ホリケン）すっげー良かったよ～！残ってよかった！」「（太田）あーそう、だったら楽しんでもらえて良かった」「（ホリケン）良かった！本当に良かった！じゃあねー！」とか言って。で帰り支度してたら、またトントンって中岡が来て、「あのー堀内さんから”楽しかった”って伝えてくれって」
田中：(笑)
太田：「（太田）お前さっき来た・・ええっ！？」「（中岡）もう一回言ってきてくれって言われまして」「（太田）ホリケン帰ったの？」「いや、まだ楽屋にいらっしゃいます・・」ってお前どういうことなんだよ(笑)
田中：ホリケン特有のよく分かんないところだよ(笑)