とんねるずの石橋貴明といえば、自身がMCを務めていたバラエティ番組とんねるずのみなさんのおかげでした。(フジテレビ)ではドッキリの仕掛け役として、後輩芸人を怖がらせる企画が度々放送されていましたが、逆に石橋がドッキリを仕掛けられ先輩芸能人からビビらされていた時代を知る10~20代の方々は少ないのではないでしょうか。

その石橋を怖がらせた人物として有名なのが、俳優の渡哲也です。

今回は、そんな二人の貴重な共演シーンを振り返っていきたいと思います。

『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』

1991年~2001年に日本テレビで放送されていたバラエティ番組とんねるずの生でダラダラいかせて!!にて、石橋貴明へのドッキリ企画が行われました。

俳優の渡哲也や舘ひろしが所属する石原プロにて、石橋がドラマの撮影で使用された特殊車両の掃除を終え、渡哲也に報告に行った際に、渡が出演している”松竹梅(日本酒)のCMソング”を、本人の前で歌った後、渡の肩を叩き、「良いジャケット着てるな、テツ。」とタメ口で語りかけるミッションを遂行しましたが、その後、渡は目の前の机を蹴り、石橋に怒号を飛ばす事態に(笑)

ビビった石橋はその場を逃げ出そうとしましたが、渡に廊下で捕まり、「お前になんで”テツ”と呼ばれなくちゃいけねえんだ」「なめとんけ、ワレ!」と大喝されます(笑)

その後、側に居た仕掛け人の舘ひろしからドッキリであることを明かされますが、あまりの恐ろしさに、石橋は、今では考えられない程の顔面蒼白状態に陥り、相棒のサダさん(定岡正二)に「シャレになってないよ!」の一言(笑)

今では絶対見ることができない石橋貴明のリアクションが当時放送され、今でも当時の視聴者の記憶に残るほど、大きな話題となりました。

『テツ』呼び出来るのはあの人だけ・・?

ちなみに「テツ」呼びが出来たのは、俳優の石原裕次郎のみであったそうです。それを考えるとドッキリとはいっても、半分は本気で怒っていたのかもしれません(笑)