日本アカデミー賞・最優秀主演男優賞を受賞するなど、今や日本を代表する役者となった菅田将暉ですが、彼がお笑いコンビ・ダウンタウン大ファンであることは有名な話です。

そこで今回は、二組の初共演シーン等を振り返っていきたいと思います。

『ダウンタウンなう』で初共演し、憧れの存在を前に大号泣。

ダウンタウンがMCの人気番組『ダウンタウンなう』(フジテレビ)で、念願のダウンタウンとの初共演を果たしました。

『ダウンタウンなう』公式HP

ダウンタウンとの初対面前のインタビューでは、「大丈夫かな・・。番組として成立するかな・・。(緊張のあまり)マジで喋んない可能性ありますよ・・。」と弱気な場面が見られ、憧れのダウンタウンが現れると、若干震えた声で受け答え対応をしています。(笑)

子供の頃からの憧れの存在が目の前に現れたのですから、まあ無理もないですよね・・(笑)

そして、自身の思いを込めた手紙を朗読する場面では、大号泣してしまいます。

ちなみに坂上忍から語られていましたが、”今までダウンタウンとの共演をNGにしていた理由“は、「ダウンタウンが好きすぎて、自分が自分でなくなってしまう」というものでした。

『ダウンタウンへの手紙』

● 16歳で、何もわからずに上京し、仮面ライダーの撮影で、ほぼ毎日を東映の撮影所で1日を過ごし、24時前に帰宅するという日々の中で、唯一の家での自分の時間がダウンタウンさんのDVDや番組を見て笑うことだった。→これは暗い話とかではなく、好きになったきっかけ。
その時は、『ごっつええ感じ』ばかりを見ていた。トカゲのおっさん、ゴレンジャイ、アホアホマン、MR.BETARなど、挙げるときりがないのですが、永遠と見ていました。

● コント『記者会見』での、それぞれのコメントやコスチュームが「これ全て台本なのかな?」とか、「だとしたらすげーな。」とか、「全てそれぞれの人のアドリブなのかな。」と思った。『ゴレンジャイ』内での浜田さんのリアクション・展開。イジりや会話などに圧倒された。自分も芸能界に入り、お芝居やものづくりを始めてから、より一層「お笑いってすごいな。」と感じた。

● とにかく自分の中で、お笑い芸人さんが一番なんです。そしてその中で、”ダウンタウンさんが一番”なんです

『ダウンタウンに惹かれた理由』

1.漫才等で、松本さんがボケた際に、浜田さんがちょっと笑って受けるところです。そのリアクション(驚き方・怒り方・疑問感)があまりにも自然で、サプライズ感というか、キテレツな松本さんのボケがまずスーパー面白いんですが、そのどデカイ波のようなものを浜田さんのリアクションによって、現実世界とのギャップや、わかりやすく「この人は変なことを言っている。」となる感じがすごい好きです。

2.その間、松本さんがさも「自分が地球の中心だ」と言わんばかりの表情と言動を貫き通すのが凄く、面白く好きです。そして特に、『ガキ使(ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!)』のハガキトークなどである、二人して笑う瞬間、自分が面白いと思うものを全力で、しかも即興で周囲を巻き込んでいく中で、思わず耐えきれず二人して笑ってしまうあの瞬間、あれがたまらなく好きです。と同時にあれを僕ら素人がやると、ただの身内ネタになり、それこそサブく痛々しくなると思うんです。でもそれをテレビでアリにしてしまうあたりがすげーなと思います。

3.人物像です。正直テレビでも見てると怖いです。でもそれは悪い意味ではなく、これは僕の自論というか感覚なんですが、人としての怖さ、他人が怖いと思うのは、凄く大事なことだと思うんですスターや人の上に立つ人には、どこか欠かせない要素だと感じるこの色気がお二人ともすごいあるのが、またカッコいいと思う部分です。ハガキトークの「チ◯コがネクタイで隠れてる・隠れてない」のネタは100回くらい見ました。大の大人がそのような言い争いをしてることがが平和で、身近で、とにかく笑いました。

●松本さんの名言で一番好きなのが「神様は人間を作ったがしらんが、俺は笑いを作っている」という名言です。”作っている”と言い切れて笑いになる人物像を自分で客観視できていないこの発言に、かっこよさと笑いが共存していて、アイコンでありながら、お茶の間では、浜ちゃん・松ちゃんと呼ばれるそのバランス。そしてそれが狙いなのか、たまたまなのか。基本的に僕らの遥か上を言っている頭だから、狙いだと思うのですが、その曖昧さがまたセクシーで、魅力的かつ怖さなんだと思いました。

常に新しい事、変化を求め、そして仲の良いお二人に、僕はどこか憧れています。『Switch』での浜田さんのコンビ愛や、松本さんをいまだにリスペクトしている所もすごく素敵です
こうして一緒にお酒を飲めて感謝しております。これからもテレビで笑わせていただきます。

それに対し、浜ちゃんは「本当に細かく見てるよね。ほんまに見てるんやなって思うね。」と語り、松ちゃんは体育座りしながらも感慨深い様子でした

そして松ちゃんから「お笑い好き(菅田君のような)がお笑い以外のジャンルの所にいてくれるのが嬉しい。」と言葉も頂いていました。

番組の収録後には、菅田くんのお願いで、ダウンタウンとの記念写真も撮ってもらっています。

彼の大きな宝物となったでしょうね。

MEN OF THE YEAR 2016』で、”2016年で一番嬉しかったこと”に、”ダウンタウンと会えた事”を紹介。

 

男性向けファッション誌『GQ JAPAN』が主催する”2016年にもっとも輝いた男性を讃える”MEN OF THE YEAR 2016』に、菅田将暉が選出されました

そのインタビュー動画では、”今年一番の思い出“として「ダウンタウンさんにお会いできた事。僕の中では大事件で、泣きましたね。」と語っています。

 

まつもtoなかい~マッチングな夜~』で、松本人志と再共演。

松本人志と中居正広がMCを務めた特別番組『まつもtoなかい~マッチングな夜~』(フジテレビ)に、菅田将暉がゲスト出演し、松本人志と再共演を果たしました。

『まつもtoなかい~マッチングな夜~』公式HP

菅田君が大ファンだというTHE BLUE HEARTSのボーカルを務めた・甲本ヒロトとの対談が行われることになったのですが、冒頭では、3人とのおもしろトークが見られました。

『松本人志×中居正広×甲本ヒロト×菅田将暉』

中居:色んな役者さんがいて、色んな人がTHE BLUE HEARTS好きだったりとか、甲本さんに会いたいって人とか、お話したいって言う人がいて、でも菅田将暉だったんだって事は、根拠はないけど、なんかすごく自信持っていいような気がする。今までやってきたこと間違ってないんじゃないかな。だって同じ年齢の役者さんとかいっぱいいるじゃん。
菅田:まあそうですね・・。
中居:その中でも菅田将暉だったんだよ。
菅田:いや・・だからこの・・。甲本さんがいて、松本さんがいて、中居さんがいるところに、なんか・・。
松本:声量もうちょっと上げよか
菅田:あ・・ごめんなさい・・!(笑) ごめんなさい・・はい・・(笑)
松本:(笑)
中居:いまテレビ見てたらね、ボリューム28にしないと!
松本:それで松本喋ったら、うるさいし・・ってのは一番困るやつ!
菅田:いやーだからビックリしてます!今日は!
松本:俺もビックリしてるよ!この感じ!
【ダウンタウンとの対面について】
松本:いやでも俺、菅田君に聞きたいっていうか。『ダウンタウンなう』に来てくれて、ダウンタウンに向けて手紙を書いてきてくれて、それで手紙を読んでる途中に、もう感動というか、読めなくなるくらい泣き出しちゃって
中居:その当時を思い出して?会えてることに?
菅田:その両方ですね
松本:すごいダウンタウンが好きで、本当に辛かった時に、ダウンタウンに助けられたって
菅田:はい。
中居:何を見て?
菅田:『ガキの使い』『ごっつええ感じ』、レンタルビデオショップにあるやつ全部ですね
中居:音楽 → THE BLUE HEARTS 芸人 → ダウンタウンだ。
菅田:はい。そうですね。
松本:まあダウンタウンっていうか松本ですよね
菅田:・・・(笑)
中居:あっ浜田さんはハマってなかったんだ?
菅田:そうですね・・松本さんが好きです・・(笑)
松本:(笑)
中居:なんだよーダウンタウンで良いじゃんか!
菅田:いやでもこれそうなんですよ。ダウンタウンで良いじゃんかと思うんですけど、みんな「どっち派?」って聞いてきません
中居:あー。
菅田:ありますよね?
甲本:ある!
菅田:これすごい不思議で。
甲本:ビートルズ好きって言っても、ジョン?ポール?とか、ミック?キース?って感じでさ。ある。
中居:あー。
菅田:あれ毎回困るんですよ・・

松ちゃんだけでなく、憧れの甲本ヒロトや、中居君までいたら、声が小さくなっちゃうのも無理もないですよね~。

それでも松ちゃんの”声量もうちょっと上げよか?”の一言で、菅田君の緊張もほぐれていたように思えます

本当に優しいですよねー。

『ダウンタウンのガキの使いやらへんで!』に、菅田将暉がゲスト出演。

ダウンタウンの人気冠番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ)に、菅田将暉がゲスト出演し、ダウンタウンとの再共演を果たしています。

『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』公式HP

くっきー!の企画ということで、どんな絡みが見れるのか楽しみですね!是非今夜見ましょう!